知らないうちに、孤独の中にいた。
The Struggle私は3人の子育てをする中で、社会との断絶を感じ、深い孤独感があった。
夫は仕事で忙しく、頼れる親族も近くにいないワンオペ育児だった。
それでも子どもは可愛く、「ちゃんと育てなきゃ」の一心だった。
一方で、自分自身に対しての興味が薄れ、鏡や写真に写る自分を見て、「なんか残念だな」と思いながらも、それが“今の自分”なんだと、どこかで諦めていた。
自分の「好きなこと」や「やりたいこと」はまるで他人ごとのように一線を引き、思い出すことさえ困難になっていた。
そんなある日、理由もなく夜になると涙が止まらないことが続くようになった。
自覚は全くなかったが、母として頑張り続けている傍ら、自分の感情を見ない振りをしてきたことで、自分で自分を、孤独に追いやっていた。
でも相談はできなかった。
心配はかけたくないし、受け流される怖さもあった。
それに、私自身が何に悩んでいるかもわからなかった。
ある日、たまたま人と雑談をしていたとき、ポロッと自分の話をし始めたとき、気付けば嗚咽が止まらず、自分でも引くほど泣いてしまった。
私は、辛かったんだと気付くことができた。
もう一度働こうと思った。少しでも社会と接続しよう。
でも子育てしながら、働くハードルの高さに直面し、絶望した。
そもそも預け先をみつけることから困難だった。
聴くで、人は変わる。
The Discovery子育てと両立するため、すがる思いで見つけてスタートしたオンラインでの対話サービスの仕事。自分との対話で本当に喜んでもらえるのか、お金をいただく価値があるのか、わからなかった。
見ず知らずの人と会話に緊張してうまく話せないこと、何を言っていいのか分らず相手に通話を切られてしまうこと、心無いと感じる言葉を浴びせられることもあった。
「私には向いていないのかもしれない・・」心が折れそうなこともあったが、対話の質をあげるには?喜んでもらえるには?を考え続け、実践しつづけた。
この仕事を極めたいと思った、お客様とのできごとがある。
冗談を明るく言い放つ40代の会社員の男性のお客さまいた。悩み相談ではなく、雑談に近いような茶化したような発言が多かった。そんな会話を数ヶ月ほどやりとりしていたある日、彼のつらい状況を話してくれた。
会社で人に裏切られ、退職へ追い込まれ、心が病み、精神科に通うようになり、髪の毛が抜けるほどになった。それでも家族を養うために転職し、カツラをかぶって仕事を続けていた。ただ家族との関係性も非常に悪いという状況で、ぎりぎりな気持ちで生きてきた。とにかく自分の事を知らない誰かと話がしたい、という気持ちを抱えて、駆け込み寺のように話にきていたと。
そう震える声で話してくれました。
そして、こう続けた。
その言葉を聞いたとき、涙が溢れました。
対話を通じて、人が人生に希望を持てるようになる。
その後もお客さまとの対話を通して胸が熱くなるような瞬間に、多く立ち会うことができた。同時に、「聴く」仕事が私自身の生きる希望になっていました。
孤独を減らし、対話のインフラをつくる。
The Missionこれら体験から、聴く価値・聴いてもらう価値を確信しました。
今の社会には、安心して話を聴いてもらえる場所、が圧倒的に足りていないと。
家族や友人には言えない本音、職場での悩み、漠然とした不安。それらを安心して吐き出せる「第三の場所」があれば、人はもっと自由に、その人らしく生きられるはずだ。そうして生まれたのが、LivelyTalkです。
病気になって受けるカウンセリングよりも、結果を出すためにうけるコーチングとも違って、もっと身近で話したい時に気軽に安心して話せる場所。
私たちは人を支え、人をエンパワメントする「聴く力」と「話せる場所」広げ、社会の孤独を減らすことを目指しています。人が生きてて良かったと思える瞬間を増やしたい。
愛を持って関わるからこそ、人と人だからこそ生まれる価値だと、信じています。







